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7月の作品
「さくらんぼ」

LULU
台湾

金子寫眞製作所
金子 光博
kaneko.p.f@gmail.com

🍒 櫻桃

初夏的風一暖,櫻桃就悄悄紅了。不像桃李那樣先張揚地開滿一樹花,它總是安安靜靜地,把細碎的白謝落之後,便在綠葉間藏起一顆顆小小的青果,慢慢醞釀顏色與滋味。

等到真正成熟時,枝頭早已綴滿了瑪瑙似的果實。一顆顆圓潤飽滿,紅得透亮,有的深如琥珀,有的豔若胭脂,在陽光下泛著溫潤的光澤,連葉子都彷彿被襯得更翠了。摘一顆捏在指尖,輕輕一剝,薄皮就裂開,露出水潤潤的果肉,咬下去是清甜中帶著一絲恰到好處的微酸,汁水瞬間在舌尖散開,清爽又鮮活,正是夏天最初的味道。

想起小時候總覺得櫻桃格外嬌貴——果期短,存放不得,稍不留意就會失去光澤,彷彿把所有的生命力都濃縮在短短十幾天裡,熱烈又短暫。也正因如此,吃到新鮮櫻桃的時刻,才更讓人覺得珍貴。它不像蘋果、梨那樣四季常見,只在初夏這一段時光裡赴約,提醒著人們要好好把握當下的美好。

其實人這一生,也像櫻桃一般吧。有青澀的等待,有成熟的綻放,也有轉瞬即逝的花期。不必追求長久的停留,只要在屬於自己的時節裡,盡情紅透、甜透,把最本真的滋味留給時光,便也算不負這一趟生長了。

🍒 さくらんぼ

初夏の風が暖かくなると、さくらんぼはそっと赤く色づき始めます。桃やスモモのように、最初から華やかに木いっぱいに花を咲かせるわけではなく、ひっそりと小さな白い花びらを散らした後、緑の葉の間につぶらな青い実を隠すようにつけ、ゆっくりと色と味わいを育んでいくのです。

熟し頃になると、枝いっぱいにまるで瑪瑙のような実が連なります。一つひとつ丸みを帯びて張りがあり、つややかな赤色に染まります。琥珀色に深まったものもあれば、紅さした頬のように鮮やかなものもあり、日の光を受けるとしっとりとした輝きを放ち、周りの葉までいっそう青々と引き立ててくれます。

手に取って指でつまみ、薄い皮をそっとむくと、みずみずしい果肉が顔を出します。一口かじれば、ほのかな酸味が甘みを引き立て、果汁が舌の上に広がっていきます。すっきりとした味わいは、まさに初夏の訪れを告げる最初の風情です。

子供の頃から、さくらんぼはとても気難しい果物だと感じていました。旬が短く、保存もきかず、少し時間が経つとすぐにつやを失ってしまう。わずか十数日の間に、命の力を凝縮するかのように一気に輝きを放つのです。だからこそ、採れたての新鮮なさくらんぼを味わえる瞬間は、何よりも貴重に思えます。一年中いつでも手に入るリンゴや梨とは違い、初夏の限られた時期にだけ姿を見せ、「今この瞬間の美しさを大切に」と私たちに教えてくれるようです。

人の一生も、さくらんぼに似ているのかもしれません。青く未熟な時期を経て、成熟して輝く瞬間があり、そして儚く過ぎ去っていく。いつまでも同じ姿で留まることを求めるのではなく、自分に与えられた季節の中で、精一杯赤く染まり、甘みを蓄え、そのままの味わいを時の流れに残せれば、この世に生まれた意味も十分に果たせるのではないでしょうか。

cotokuro

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小西 由稀

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